ストレスや睡眠不足は髪の毛の大敵!と良く言われますが、自分が身を持ってそれを実感したのが、まだ20代の頃、派遣でSEの仕事をしていた時でした。
当時は夜勤が当たり前で、せっかく休みが取れたと思っても、クライアントの都合で夜中に突然叩き起こされるケースもしばしば。1年中気分が休まらず、辞める直前はストレスと睡眠不足で半ばノイローゼ状態となってしまいました。
辞める半年位前から明らかに抜け毛が増え、髪の毛全体のボリュームが減ってきたのが分かりました。気力も尽き果て辞める頃にはつむじ付近に直径5センチ程の薄い領域が出現してしまい、ショックを倍加させてしまったのです。
その後は運良く正常な生活バランスを取り戻せる職に就け、また必死の育毛が功を奏したのか、頭頂部の薄い部分もだいぶ復活させる事が出来ました。リカバリーが難しい男性型脱毛症で無かったのが幸いでしたが、一旦薄くなったのを回復させるのがこれ程難しいのか…と思ったのはこれが初めてでした。
いずれにせよ、過度なストレスや睡眠不足が髪の毛に与える悪影響が想像以上に大きいというのは確かです。これに眼精疲労や頭皮の血行不良を誘発する長時間パソコン作業が加わればまさに最悪。日々ストレスを溜めつつも我慢して端末と睨めっこしているなら、髪の毛を守る意味でも定期的なストレス解消とリラクゼーションは必須です。